2分の1カントリーライフ

生物多様性を自宅の庭に具現化した野草ガーデン製作中!文明の恩恵にあずかりつつ、体の野生を忘れない暮らしを目指します。

蝶を呼ぶ木

気になっていた道路脇の花木。

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車を停め観察していたら、家人らしき方がおられたので、何という木か尋ねる。

「ちょっと待ってよ!」と、奥様を呼びに行かれる。奥様、曰く、

「名前、わからんのよ〜。いただいたんだけど、蝶が来るんだって。匂いがあるみたいよ〜」

蝶!!なんだか、ときめく!!

帰って調べたら、ブッドレアとわかった。

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英名バタフライブッシュ。

ひらひらと舞う蝶を見ると、追いかけたくなる。知らず知らずのうちに憧れている。

オジギソウは不思議ちゃんなのです!

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オジギソウ

触れるとおじぎをすることはみんな知っているけど、花がこんなに可愛いこと、知ってますか?

去年?いや一昨年前に植えて、

もうダメかなと思っていたら、思いがけず今年も芽を出し、花をつけました。

夜景に似合うグラスファイバーの置物のような花。葉は、触れてくださいと言わんばかりの羽状複葉、なのに茎はトゲトゲ…

何考えてんのかわかんない、不思議ちゃんなのです。

久しぶりに地面を眺めた

最近、忙しい日々が続き、地べたを眺めたり、車を停めて野草を採取したり、図鑑を広げることもなかった。

そして、今日久しぶりに庭の地面を眺めた。枯葉がゴソゴソ。ダンゴムシが穴を出入りしている。ダンゴムシも巣穴を作るのですね!
そのそばでシデムシの幼虫が、写真を撮る間もなく素早く駆け抜けました!
癒される〜〜

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話変わって、言うんじゃなかった、ってことよくあるよね。

自己弁護が往々にして墓穴を掘る

おー、名言できた!

わかってもらおうとして言ったつもりが、逆効果。諌められる結果に…

自分のこと、そんなに説明しなくても、わかってくれてることも案外多いもの。

やはり、言葉は慎重に使うべし(^^)

黙るが勝ち!

スミレ2種が仲間に加わりました。


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ニョイスミレ

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タチツボスミレ

動植物を見て癒されるのは、彼らが口をきかないからだと誰かが言っていた。彼らは私達の全てを受け入れてくれる。何も言わずに…

私達は、毎日のように、不安や欲望に煩わされる。
ことに人間関係における辛さは、自分の思うようにはならないことにある。
互いに理解しあい、思いやりを持ち、安らぎを与え合える関係でありたいのに、なぜそうならないか。
それはこのおしゃべりな口のせい。
私達はひたすら、自分というものを理解してもらおうと、あるいは相手を説得しようとしてしゃべる。むしろ、昨今では、それが大切であると教えられる。

しかし、神様はしきりに言われているのだ。
「黙っていなさい」

初めは、黙っていることは、我慢だった。
しかし、相手に敬意を示しつつ、自分を空っぽにして相手の話を受け入れること、その繰り返しで、互いに変わりつつある。
"愛"というものが、少しわかってくる。

動植物には、神様の愛が現れている。

 

今年のモード

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小さく可憐な花に不釣り合いな繁殖力!マツバウンラン

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庭のグランドカバーにおすすめ!コメツブツメクサ

身近な自然界における勢力争い、ことに野草界においては、様々な気候的条件と運(うん)に左右されるらしい。気温、降雨量などはもちろん、人間によって刈られるタイミングにもよる。

田舎では夏になると、おじさん達がせっせと草刈り機をフル回転させ、そこら中の草を刈る。そんな草刈り合戦の中を勝ち抜き、生き延びることができるかどうかは運任せである。成長期に刈られてしまうとその年はお目にかかれない。しかし、根が残っていれば翌年も芽吹く。運よく刈られた後に葉を伸ばし、つぼみをつければ花開くことができる。

今年の野原や道端に目をやると、どうやらマツバウンランが勝ち組みらしい。

我が家の庭においても、一昨年前に持ち込まれたマツバウンランが今年のモード。移植して2年目までは保護対象になるが、3年目からは自立していただかなくてはならない。

また、毎年適度に茂り、抜きたい時は抜きやすく、私的に大変重宝しているのがコメツブツメクサ。丈が高くならず、緑の期間も長く、花もかわいい。草を生やしたくないところにこれを増やせば、地面を覆ってくれる。水やりなどの世話も不要。

しかし、どんな条件であれたくましく生き残るのが、○○カヤ、○○スゲ、○○シバといった、野草の王様?抜こうが刈ろうが薬漬けにしようがへこたれない。だれからも見向きもされない嫌われ者。だけどそんな奴らがこの地球の緑を支えているのだと思う。

 

お~、出てた~!

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ヒメオドリコソウじゃないよ!

一昨年移植したオドリコソウ。

去年いくらか芽を出し、花をつけた。しかし、季節とともに芝生に覆われ、記憶から消えていたけれど…

出てました!

2本!

誤って抜いてしまわない場所に植え替え、水やり。増えますように!

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マツバウンラン

こちらは、可憐な小さな花に似つかわしくない繁殖力で、勢力拡大中!

 

おや?窓の外にスズメバチが飛んでいます。

そういう季節になったようですね!

植物の生き残り戦略

あえて狭いところに芽を出す植物がいるような気がする。広いスペースがあるのになぜ?


スノーフレークの脇に芽を出しているオダマキを見つけた。毎年、芽を出すけれど今ひとつ育ちが悪く花も付けずにいたので、ほぼ忘れてしまっていた。

しかし、今年はご覧の通り!

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もしかして、強いものの陰に隠れて生き延びる作戦かも!繁殖力の旺盛ではない植物にとって、抜かれたり食べられたり、踏んづけられたりするのを免れるために、場所を選んでいるのではないか?コバンザメ作戦と命名


一方、キランソウネジバナ

窮屈で硬い地面がお好きなようだ。


ネジバナは種子をとばすが、毎年、思いもよらぬ所に芽を出す。しかも狭くて硬いところに!逆に目立っているので、増やしたい私としては、抜かずにすむ。もしかして、ネジバナ君は、それをわかってるのかも⁉︎

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