2分の1カントリーライフ

生物多様性を自宅の庭に具現化した野草ガーデン製作中!文明の恩恵にあずかりつつ、体の野生を忘れない暮らしを目指します。

野草と子育て

 

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ツルボが芽を出しました。

何年も前に植え付けたのですが,芽を出すたびに鹿に食べられてしまい,花を見ることができません。それでも絶えることなく,こうして芽を出してくれます。

生育環境をちゃんと調べて,適したところに植えてやればよいのでしょうが,そこはホレ,雑草と呼ばれる野草ですから甘やかしません。適した環境でなくとも,順応してくれるようです。

しかし,ほったらかしで忘れてしまうとダメなようです。どこに植えたか,何を植えたか完全に忘れると,他の雑草とともに根扱ぎにしてしまいます。

春,草取りをする時は,少し気を付けます。見慣れない葉を見たら,抜かずに育ちを待ちます。種類がわかるまでに育つと「やあ,君でしたか!ようこそ!」となります。

基本的に,野草ガーデンでは,水も肥料もやりません。ですが,とにかく様子を見守ります。「元気かなぁ~?」って。

子育てに通ずるものがあるように思います。手をかけ過ぎるのはよくありません。見守りながら,必要がある時だけ手を貸すくらいのスタンスがちょうどいいように思います。